ArcoLinux: 1. インストール

20200304

ArcoLinux とは

ArcoLinux は Arch Linux(アーチリヌックス)をベースにしたディストリビューション。Calamares インストーラを使って簡単にインストールできる。

名前 内容 デスクトップ ダウンロード
ArcoLinux 基本版 Xfce, Openbox, i3 こちら
ArcoLinuxB 分割版 ISOごとに1つ こちら
ArcoLinuxD 最小版 なし こちら

オプション: 自分でISOファイルを作成する

arcolinux-mirrorlist と archiso をインストール。

git clone --depth=1 https://github.com/arcolinux/arcolinux-mirrorlist.git
sudo cp arcolinux-mirrorlist/etc/pacman.d/arcolinux-mirrorlist /etc/pacman.d/
sudo pacman -S archiso

ArcoLinuxB の作成用スクリプトの中から使用するデスクトップを選んで clone する。今回は arco-xfce-bare を作成する。

git clone --depth=1 https://github.com/arcolinuxb/arco-xfce.git
cd arco-xfce/archiso/

# bareパッケージに変更
mv -f packages-bare.x86_64 packages.x86_64
cp packages.x86_64 packages.x86_64.bak

# 必要に応じてパッケージリストを変更
cp packages.x86_64 packages.x86_64.bak
sed -i -e 's/adobe-source-han-sans-cn-fonts$/#adobe-source-han-sans-cn-fonts/g' packages.x86_64
sed -i -e 's/adobe-source-han-sans-kr-fonts$/#adobe-source-han-sans-kr-fonts/g' packages.x86_64
sed -i -e 's/#chromium$/chromium/g' packages.x86_64
sed -i -e 's/mc$/#mc/g' packages.x86_64
sed -i -e 's/#mousepad$/mousepad/g' packages.x86_64
sed -i -e '/mousepad$/a l3afpad' packages.x86_64
sed -i -e 's/noto-fonts$/#noto-fonts/g' packages.x86_64
sed -i -e 's/vim-minimal$/#vim-minimal/g' packages.x86_64
sed -i -e 's/#xfce4-pulseaudio-plugin$/xfce4-pulseaudio-plugin/g' packages.x86_64
sed -i -e 's/#xfce4-terminal$/xfce4-terminal/g' packages.x86_64

ISOファイルを作成する。パッケージのダウンロードと解凍、ISOファイルへの変換が行われるので、空き容量を10GBほど確保しておく。

cd ../installation-scripts/
sh 30-build-the-iso-the-first-time.sh

~/ArcoLinuxB-Out/ にISOファイルが出力される。

ブータブルUSBメモリを作る

Etcher を使ってISOファイルをUSBメモリに書き込む。
balena-etcher-electron-*-linux-x64.zip をダウンロードして次のように実行する。

7z x balena-etcher-electron-*-linux-x64.zip
chmod a+x balenaEtcher-*-x64.AppImage
./balenaEtcher-*-x64.AppImage

複数のライブLinuxをUSBメモリに書き込むときは multibootusb を使う。

ブータブルUSBメモリを起動する

BIOS画面でブートメニューキーを押して「UEFI USBメモリ」を選択。USBメモリの項目が2つある場合は「UEFI」の付いたほうを選ぶ。ブートメニューキーはASUSのマザーボードではF8、ASRockではF11、GIGABYTEではF12、MSIではF11。

インストール前の注意

ArcoLinuxのインストーラが起動したら、ウェブブラウザで適当なサイトを表示する。サイトが表示されない(ネット接続が切れている)ときはインストールが失敗するので中止する。

インストールの手順

日本語を選択。

「次へ」をクリック。

地図上の日本をクリック。

; と : を打てるか確認する。

「手動パーティション」を選択。

新品のSSDの場合やパーティションを最初から分け直したい場合は、「新しいパーティションテーブル」をクリックして「GUID パーティションテーブル (GPT)」を作成する。既存のデータが全て削除されるので注意。UEFIを使うときはGPTが推奨されている。

パーティションを作成する。パーティションの配分はここを参考にする。
私は3つのパーティションを作成しています。/boot/efi には “bios-grub” フラグと “boot” フラグを付ける。そうしないと次のステップで「esp フラグが設定されていません」という警告が出る。

パーティション サイズ 内容 ファイルシステム フラグ
/boot/efi 100 MiB フォーマット fat32 bios-grub, boot
/ 20000 MiB フォーマット ext4 なし
/home 残り全部 保持 ext4 なし

ArcoLinuxはISOファイルの内容をコピーしてインストールするので、パッケージが最新ではない。インストール後のシステムアップデートで大量のパッケージをダウンロードするので、/ パーティションは大きめにしておく。
/home と / のパーティションを分けておくと、別のディストリビューションをインストールするときに /home をそのまま使えて便利。

ユーザ名とパスワードを設定する。

内容を確認して「インストール」をクリック。

インストールが終わったら再起動する。

HOME