2020-05-03
gnome-disks
フォーマットするディスクを選択。
右上の「≡」を押して「ディスクを初期化」を押す。
GPTを選んで「初期化」を押す。UEFIを使うときはGPTが推奨されている。
確認画面で「初期化」を押す。
「+」を押して未割り当て領域にパーティションを作成。
サイズとタイプを指定し、ディスクに名前をつける。ディスク名はマウントしたときディレクトリ名になるので、短めにする。長いとフルパスが見づらくなる。使用を開始した年月日を入れると交換の目安になって便利。
「▶」を押してマウントすれば使用できる。
gnome-disks
右上の「≡」を押して「SMART のデータとセルフテスト」を押す。
7秒ごとにディスク情報を読み込めば IntelliPark を回避できる。次のコマンドを実行してからハードディスクを挿入する(sdX は環境によって変わる)。
sudo watch -n 7 smartctl -a /dev/sdX
WD60EZAZ では IntelliPark を無効にできないのでこの方法が有効。IntelliPark を回避しないと頻繁にアンロードが発生し、ファイルを開くときに毎回ヘッドの始動を待つので時間がかかる。SMARTの「Load/Unload Cycle Count」の値も急激に増える。
この方法は WD60EZAZ では使えない。WD40EZRZ-RT2, WD30EZRZ, WD30EZRX で動作確認済み(ただし無保証)。
sudo pacman -S idle3-tools
sudo idle3ctl -d /dev/sdX
設定後は電源を切る。再起動だとアイドルタイマーが無効にならない。
起動したらアイドルタイマーの状態を確認。
sudo idle3ctl -g /dev/sdX
# Idle3 timer is disabled
アイドルタイマーが無効になっている。
ext4 では 5% の領域が予約ブロックになっている。これを解放すると空き容量が増える。
/home パーティションのデバイスを確認する。
df | grep home
# /dev/sda2 438G 286G 152G 66% /home
/dev/sda2 の予約ブロックを 0 にする。
sudo tune2fs -m 0 /dev/sda2
sudo e4defrag -c /dev/sdX1
# Fragmentation score 0
# [0-30 no problem: 31-55 a little bit fragmented: 56- needs defrag]
# This device (/dev/sdX1) does not need defragmentation.
スコアが56以上でデフラグが必要になる。ただしext4は断片化しにくいので、そのスコアになったことはない。
cp -a /media/2018/ /media/2019/
-a を付けるとタイムスタンプを維持する。古いファイルを削除するとき役に立つ。
ハードディスクのファイルリストを保存しておくと、どのファイルがどのハードディスクにあるのか検索できて便利。
DISKNAME="20190320"
DISKPATH="/run/media/username/${DISKNAME}"
mkdir -p ~/downloads/hdd_index
# ハードディスクの空き容量を書き込む
df -BG ${DISKPATH} > ${DISKPATH}/${DISKNAME}.txt
# ハードディスクのファイルリストを書き込む
find ${DISKPATH} -type f |sort -f >> ~/downloads/hdd_index/${DISKNAME}.txt
例として「backup」を検索する。
cd ~/downloads/hdd_index/
ag backup
# /home/username/hdd_index/20191213.txt
# 17:/run/media/username/20191213/_backup/backup.tar.lz4
「20191213」という名前のハードディスクに存在する。
頻繁にハードディスクの内容を検索する場合は ~/.bashrc にエイリアスを作る。
printf '\nfunction agg () {
ag "$1" ~/downloads/hdd_index/
}' >> ~/.bashrc
「agg backup」で「ag backup ~/downloads/hdd_index/」相当になる。