CachyOS のインストール

2025-06-03

CachyOS とは

CachyOS は Arch Linux をベースにしたディストリビューション。
Calamares で簡単にインストールできる。
日本語フォントが入っているので文字化けしない。
オンラインインストールを行うので、最新の環境をすぐに使える。
CPUに応じて最適化されたパッケージを使用するので、性能が向上する。

ダウンロード

こちら

Ventoy をUSBメモリにインストール

Ventoy をUSBメモリにインストールすると、USBメモリ内のISOファイルを起動できるようになる。

ventoy-*-linux.tar.gz をダウンロードして展開。

USBメモリを差し込んで Ventoy インストーラを起動。

./VentoyGUI.x86_64

インストール先を必ず確認。
新規の場合は「Install」を選択。USBメモリがフォーマットされ、内容がすべて消える。
アップデートの場合は「Update」を選択。USBメモリの内容は維持される。

CachyOS のISOファイルをUSBメモリにコピー

CachyOS のISOファイルをUSBメモリにコピーする。
Kubuntu などの利用者が多いOSも予備としてコピー。CachyOS のインストールが失敗したとき、予備のOSがないと何もできなくなる。

CachyOS をシステムにインストール

USBメモリを挿してPCの電源を入れ、ブートメニューキーを押す。
ブートメニューキーは次のとおり。

メーカー ブートメニューキー
ASUS F8
ASRock F11
GIGABYTE F12
MSI F11

ブートメニューキーを押すとブートデバイスの選択画面が出る。
あらかじめUEFIで「CSM Support」を無効にしておくと、UEFIブートに対応していないデバイスが非表示になるので、選択が楽になる。


Ventoy のメニューで ISO ファイルを選択。
しばらく待つとデスクトップが起動する。


「Launch installer」をクリック。


「Systemd-boot (Default)」をクリック。


ゾーンが「Tokyo」になっているのを確認。「次へ」をクリック。


キーボードモデルが「Japanese」になっているのを確認。


「手動パーティション」を選択。


パーティションを作成。
私は次のようにしています。

パーティション サイズ フォーマット ファイルシステム フラグ
/boot 2048 MiB する fat32 boot
/ 20000 MiB する ext4 なし
/home 残り全部 しない ext4 なし

「/home」は初めて作成する場合のみフォーマット。


/boot パーティションの編集例。


デスクトップを選択。


インストールするパッケージを選択。


ユーザー名とパスワードを設定。


内容を確認して「インストール」をクリック。

インストールが終わったら再起動して設定を行う

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