2022-06-26
EndeavourOS は Arch Linux 系のディストリビューション。Calamares で簡単にインストールできる。
リリース版はこちら。GitHub
からダウンロードすると速い。
開発版はこちら。テスト用であり、データを失う可能性がある。
Ventoy をインストールしたUSBメモリにISOファイルをコピーすると、ISOファイルを直接起動できる。ISOファイルをいくつかコピーすれば、起動時にISOファイルを選択できる。
Ventoy のバイナリをダウンロードして展開。
tar xf ventoy-1.0.65-linux.tar.gz
cd ventoy-1.0.65/
USBメモリを差し込んで Ventoy インストーラを起動。
./VentoyGUI.x86_64
インストール先のUSBメモリを確認して「インストール」を選択。
「インストール」はUSBメモリをフォーマットするので、既存の Ventoy
をアップデートするときは必ず「アップデート」を選択する。
Ventoy をインストールしたUSBメモリにISOファイルをコピーする。コマンドで行う場合は次を実行。
mkdir -p ~/tmp_arch/usb
sudo mount /dev/sdb1 ~/tmp_arch/usb/
cp *.iso ~/tmp_arch/usb/
sudo umount ~/tmp_arch/usb/
Xubuntu など使用実績の多いOSを予備としてコピーしておく。インストールが失敗したときに予備のOSがないと何もできなくなる。
USBメモリを挿してPCの電源を入れる。
BIOS画面でブートメニューキーを押し続ける。ブートメニューキーは次のとおり。
メーカー | ブートメニューキー |
---|---|
ASUS | F8 |
ASRock | F11 |
GIGABYTE | F12 |
MSI | F11 |
ブートメニューが出たら「UEFI」と書かれたUSBメモリを選択。
Ventoy のメニューで ISO ファイルを選択。
デスクトップ画面が出たら日本語フォントをデフォルトにする。
ターミナルを開いて次を実行。今見ているページをブラウザで開いて、コマンドをコピーすると簡単にできる。
cp /usr/share/fontconfig/conf.avail/65-nonlatin.conf .
sed -i -e 's,\t\t\t<family>.*,\t\t\t<family>Source\ Han\ Sans\ JP</family>,g' 65-nonlatin.conf
sudo cp -f 65-nonlatin.conf /usr/share/fontconfig/conf.avail/
xfce4-session-logout -l
自動的に再ログインされ、Realtek のイーサネットを使用している場合はドライバの選択ウィンドウが出る。
通常は「r8169 (default)」をクリック。
ランチャーが出たら「Start the installer」をクリック。
「Online」をクリック。Arch Linux の最新パッケージを中心とした構成になる。
アイコンの回転が止まるのを待つ。「日本語」が選択されているのを確認して、「次へ」をクリック。
「Tokyo」が選択されているのを確認。
; と : を打てるか確認。
「手動パーティション」を選択。
パーティションの配分についてはここを参考にする。
私は3つのパーティションを作成しています。
パーティション | サイズ | フォーマット | ファイルシステム | フラグ |
---|---|---|---|---|
/boot/efi | 300 MiB | する | fat32 | boot |
/ | 20000 MiB | する | ext4 | なし |
/home | 残り全部 | しない | ext4 | なし |
“/” と “/home” のパーティションを分けておくと、別のディストリビューションをインストールするときに “/home” をそのまま使えて便利。
デスクトップを選択。私は Xfce4 を選びました。
インストールするパッケージを選択。私は EndeavourOS の独自パッケージを外しました。
ユーザー名とパスワードを設定。
内容を確認して「インストール」をクリック。
「今すぐインストール」をクリック。
インストールが終わったら再起動して設定を行う。