2023-10-14
EndeavourOS は Arch Linux 系のディストリビューション。Calamares で簡単にインストールできる。
こちらの「Download mirror list」からダウンロード。
Ventoy をUSBメモリにインストール。Ventoy をインストールしたUSBメモリにISOファイルをコピーすると、ISOファイルを直接起動できる。複数のISOファイルをコピーすると、起動するISOファイルを選択できる。
Ventoy のバイナリをダウンロードして展開。
tar -xf ventoy-1.0.80-linux.tar.gz
cd ventoy-1.0.80/
USBメモリを差し込んで Ventoy インストーラを起動。
./VentoyGUI.x86_64
インストール先を確認して、新規の場合は「Install」を選択。USBメモリがフォーマットされ、Ventoy
がインストールされる。
既存の Ventoy をアップデートする場合は「Update」を選択。
USBメモリにISOファイルをコピーする。
Xubuntu
など、使用実績の多いOSも予備としてコピーする。インストールが失敗したときに、予備のOSがないと何もできなくなる。
USBメモリを挿してPCの電源を入れ、ブートメニューキーを押す。
ブートメニューキーは次のとおり。
メーカー | ブートメニューキー |
---|---|
ASUS | F8 |
ASRock | F11 |
GIGABYTE | F12 |
MSI | F11 |
ブートメニューキーを押すとブートデバイスの選択画面が出る。
あらかじめUEFIで「CSM
Support」を無効にしておくと、UEFIブートに対応していないデバイスが非表示になるので、選択が楽になる。
Ventoy のメニューで ISO ファイルを選択。
デスクトップ画面が出る。Realtek
のLANチップを使用している場合はドライバーを選択。
通常は「r8169 (default)」をクリック。
ランチャーが出る。文字が小さくて見づらい場合は、「Change display resolution」をクリックして解像度を下げる。
解像度を「1440x900」に下げる。
「Start the installer」をクリック。
インストール方法を選択。私は「Online」を選びました。「Offline」にするとインストール後のアップデートが膨大で、2回インストールするのと変わらなくなる。
アイコンの回転が止まるのを待つ。「日本語」が選択されているのを確認して、「次へ」をクリック。
「Tokyo」が選択されているのを確認。
; と : を打てるか確認。
デスクトップを選択。
インストールするパッケージを選択。
私は次のようにしています。
・AMDの内蔵GPUを使用しているので、xf86-video-amdgpu
以外のGPUドライバーを外す
・日本語以外のフォントを外す
・EndeavourOS の独自アプリを外す
・AMDのCPUを使用しているので、intel-ucode を外す
・Firefox を外す(あとで chromium を入れる)
ブートローダーを選択。デフォルトは systemd-boot 。
「手動パーティション」を選択。
パーティションの配分についてはここを参考にする。
私は3つのパーティションを作成しています。
パーティション | サイズ | フォーマット | ファイルシステム | フラグ |
---|---|---|---|---|
/efi | 500 MiB | する | fat32 | boot |
/ | 20000 MiB | する | ext4 | なし |
/home | 残り全部 | しない | ext4 | なし |
grub から systemd-boot に切り替える場合は、いったん /boot/efi
パーティションと / パーティションを削除する。次に /efi パーティション
500 MiBを新規作成し、残りのサイズを / パーティションにする。
/home パーティションは、初めて作成する場合のみフォーマット。
/ パーティションと /home
パーティションを分けておくと、別のディストリビューションをインストールするときに、/home
パーティションをそのまま使えて便利。
/efi パーティションの編集例。
ユーザー名とパスワードを設定。
内容を確認して「インストール」をクリック。
インストールが終わったら再起動して設定を行う。