2024-03-19
EndeavourOS は Arch Linux 系のディストリビューション。Calamares で簡単にインストールできる。
こちらからダウンロード。
Ventoy をUSBメモリにインストール。USBメモリにOSのISOファイルをコピーするだけで、OSを起動できるようになる。複数のISOファイルをコピーすれば、起動するOSを Ventoy のメニューで選択できる。
Ventoy のバイナリをダウンロードして展開。
tar -xf ventoy-1.0.97-linux.tar.gz
cd ventoy-1.0.97/
USBメモリを差し込んで Ventoy インストーラを起動。
./VentoyGUI.x86_64
インストール先を確認して、新規の場合は「Install」を選択。USBメモリがフォーマットされ、Ventoy
がインストールされる。
既存の Ventoy をアップデートする場合は「Update」を選択。
USBメモリにISOファイルをコピーする。
Xubuntu
など、使用実績の多いOSも予備としてコピーする。インストールが失敗したときに、予備のOSがないと何もできなくなる。
USBメモリを挿してPCの電源を入れ、ブートメニューキーを押す。
ブートメニューキーは次のとおり。
メーカー | ブートメニューキー |
---|---|
ASUS | F8 |
ASRock | F11 |
GIGABYTE | F12 |
MSI | F11 |
ブートメニューキーを押すとブートデバイスの選択画面が出る。
あらかじめUEFIで「CSM
Support」を無効にしておくと、UEFIブートに対応していないデバイスが非表示になるので、選択が楽になる。
Ventoy のメニューで ISO ファイルを選択。
デスクトップ画面が出る。アイコンと文字が小さいときは、壁紙を右クリックして「Configure
Display Settings…」を選択。
「Global scale」のスライダーを右に動かして「125%」にする。
Realtek のLANチップを使用している場合はドライバーを選択。
通常は「r8169 (default)」をクリック。
左上の「Start the installer」をクリック。
インストール方法を選択。私は「Online」を選択しました。「Offline」を選択すると、インストール後のアップデートが膨大で、2回インストールするのと変わらなくなる。
「日本語」が選択されているのを確認して、「次へ」をクリック。
「Tokyo」が選択されているのを確認。
; と : を打てるか確認。
デスクトップを選択。
インストールするパッケージを選択。
ブートローダーを選択。デフォルトは systemd-boot 。
「手動パーティション」を選択。
パーティションを作成。
私は3つのパーティションを作成しています。
パーティション | サイズ | フォーマット | ファイルシステム | フラグ |
---|---|---|---|---|
/efi | 1000 MiB | する | fat32 | boot |
/ | 20000 MiB | する | ext4 | なし |
/home | 残り全部 | しない | ext4 | なし |
/home パーティションは、初めて作成する場合のみフォーマット。
/ パーティションと /home
パーティションを分けておくと、別のディストリビューションをインストールするときに
/home パーティションをそのまま使えて便利。
/efi パーティションの編集例。
ユーザー名とパスワードを設定。
内容を確認して「インストール」をクリック。
インストールが終わったら再起動して設定を行う。